会員登録をするとクーポンがもらえる。
そんなネットショップ定番の販促施策を、Shopifyで実現する方法を解説します。
会員登録と同時にクーポンを発行するのは以下の2ステップです。
- クーポンを作成する
- クーポンを会員登録完了メールに挿入する
クーポンコードを作成する
管理画面［ディスカウント］に移動し、［ディスカウントを作成］をクリックします。
今回の例では、新規会員登録のお礼クーポンとして、注文金額から500円オフのクーポンを提供することとします。
ダイアログが表示されるので［注文の割引金額］タイプを選択します。
ディスカウントの［方法］で［クーポンコード］を選択、［クーポンコード］を入力します。
クーポンコードは任意の文字を入力するか、［ランダムコードを生成］をクリックしてコードを挿入します。
なお、 エラーを避けるため、クーポンコードに特殊文字は使用しないようにしましょう。
［ディスカウント価格］のセレクトメニューから［定額］を選び、金額欄に［500］と入力します。［定額］の他に［割引率］で指定することもできます。
［最低購入の要件］で任意の要件を選択します。
［最低購入額］や［アイテムの最低数量］にチェックを入れれば、［〇〇円以上購入の場合］や［商品を◯個以上購入の場合］といったクーポンの使用条件を設定することもできます。可能です。
今回は条件無しとするので［最低要件なし］を選びました。
今回は会員登録してくれた全てのお客さんクーポンを発行したいので、［お客様の資格］欄は［すべてのお客様］にチェックしました。
［販売チャンネル］を任意で選択します。何もチェックしなければオンラインストアのみでクーポンが使えます。
［最大ディスカウントを使用する］で利用回数の制限ができます。
今回は会員登録に対するクーポンなので、全体における回数制限はかけませんが、［お客様1人につき1回のみ使用とする］にチェックを入れます。
お客様の判別方法はメールアドレスや電話番号です。
任意でクーポンの有効期限を設定します。
［終了日を設定する］にチェックを入れ、終了日と時間を設定します。
今回は特に終了日は設けません。
最後に［ディスカウントを保存］をクリックし、クーポンが作成完了です。
会員登録完了メールにクーポンコードを挿入する
［設定］→［通知］画面に移動し、［お客様通知］をクリックします。
お客様通知の中から［アカウントとアウトリーチ］カテゴリーの［お客様アカウントへの挨拶］を選択。
メールのプレビュー画面右上の［コードを編集］をクリックします。
{% capture email_body %}〜{% endcapture %}で囲まれている文言を修正します。
例として、以下のように編集しました。
{% capture email_body %}
会員登録いただき誠にありがとうございます。新規会員登録者限定クーポンをお届けします！<br>
クーポンコード：HGZ9CEP7AYHH<br>
クーポンはすぐにお使いいただけます！お買い物をお楽しみください。
{% endcapture %}<br>というタグを使うと改行できます。
本文上の見出しを編集したければ、{% capture email_title %}〜{% endcapture %}内を修正します。
［メールの件名］を変更し、クーポンが含まれていることをわかりやすく表示してもよいでしょう。
例えば、「会員登録ありがとうございます。クーポンをお送りします。」などとします。
［プレビュー］をクリックすると、編集後のメールを確認できます。
また、［テストメールを送信］でメールのテストも行えます。
最後に［保存］をクリックして完了です。
以上が、会員登録と同時にクーポンを発行する手順です。
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